コンテナ　美品 バネスト訳の日本語ルール付き コンポーネントのコンテナ船は石のような質感で、他のボードゲームには無い重みと質感です。 デラックス版も出ていますが、はっきり言ってこちらの旧版の方が質もデザイン性も高いです。大きさを求める方はデラックス版をおすすめしますが。 コンポーネントも綺麗に保管してあります。 コンテナは、戦略構築と、需要と供給のシステム運用を試みる、新しいタイプの経済戦略ゲームだ。 プレイヤーは、自分の港に工場を建てて、商品(コンテナ)を生産して倉庫に入れ、他のプレイヤーに売却する。 他のプレイヤーから購入した商品(コンテナ)は、自国の港の倉庫に保管する。 自国の船を他のプレイヤーの国の港に寄港し、その国の港の倉庫に保管したコンテナを購入して、船に積み込む。 コンテナを積んだ船は、消費地である外国の島へ行き、その島で積載したコンテナをオークションする。 ちょっと複雑だが、以上を繰り返して、生産⇒1次卸⇒2次卸⇒現地販売という流通過程で、利益を上げていかなければならない。 当然経済の原則はこのゲームでも生きていて、卸売りをする際は安いものの方が需要も多く、高い価格設定をすると売れ残ってしまう。 また、安すぎる価格設定をすると儲けも少なく、資金難に陥る。借金は簡単にできるが、借金をすると毎ターン利息の支払いに追われて、払えなくなるとコンテナを差し押さえられてしまう。 また、供給過多のコンテナは最終的には破棄され、換金できなくなってしまう。 ゲームは、最終的に外国の島の自分のスペースに置いたコンテナを換金し、元の所持金額と合せて最も稼いだプレイヤーが勝利。 リアルなコンテナ駒や船の駒も魅力的だが、商売の厳しさを実感できる、限られた利益リソースを取りあう経済ゲームだ。